竜王戦仙台大会優勝までの道のり
2014年3月11日 TCG全般 コメント (6)<ポケモンからの手紙>
1月25日(株)ポケモンから竜王戦の参加証が届きました。しかし届いたのは下の子の参加証のみ、長男はダメだったと諦めていました。2日後、妻から「何かポケモンから手紙きてるよ」と・・・普段妻の前では出さない声を出して喜んでしまった。
<デッキの選択>
候補として王道のシビレック、パルキア団、次に使いやすいカメケルとビリゲノ、ナナホシ杯で活躍したマフォエンブやフレフワン、そして難しそうなイベダークダスト、その他ランドダストM2やいろいろな形のプラズマ団がありましたが、作っては壊し作っては壊ししていたのでなかなか決めきれませんでした。
そんな時、大阪大会でタママニュが優勝します。正直驚きました。感動しました。今まで作ったことも使ったこともないデッキだったので。息子と話しました「自分の思い入れがあるデッキで勝てるっていいよなぁ。誰もタママニュが勝つなんて思ってもいなかっただろうな」と。息子が「タママニュ作ってみたい!」と言ってきました。タママニュと言ったらトラースさんと思いレシピを教えました。そして竜王戦バージョンに適当に改造して、今まで作ってきたデッキと対戦してみました。結果親父全敗。タママニュの強さを痛感します。そのあと参加した練習会でも息子が全勝して確信しました。
<練習会>
地元のジムバトルに参加しているみんなで集まって練習会をしました。1回目は息子のタママニュが全勝。2回目はマイコーさんのシビレックが全勝。マイコーさんのシビレックはよく見るシビレックのレシピとは一味違う構築でとても安定感があるように感じました。みんなもその構築を参考にしてました。自分も真似して作りました。
<スランプ>
マイコーさんに教えてもらったシビレックで息子と対戦してみると今度は息子が全然勝てなくなりました。その他にも研究しようと思って作ったイベダークやガブチルにも勝てなくなりました。負けてるせいかプレイングにもキレがありません。自分も不安になり息子のデッキを回して何が悪いのか考えました。
<アドバイス>
息子のデッキを回して、はじめはタママニュなんてタマタマ捨てて180連射して殴るだけの簡単なデッキだろうとたかをくくっていましたが、実際はもの凄いシビアで持ってくるポケモンやエネの枚数、展開のしかた、必要なアタッカーの数など、とにかくカードの枚数管理に気を付けないとちょっとした差で負けてしまう難しさがあることに気付きました。
息子にしたアドバイスです。
「先ずポケモン、サポ、グッズ、エネの枚数を全部覚えること、そしてトラッシュ、山札、サイドに何が何枚あるか確認すること」
「次に1ターン目にバトル場ヤミラミ、ベンチニューラになるよう始めの数ターンを何回も何回も一人回してパターンを掴むこと」
「最後に見えないカード(サイドと山札)に何があるかイメージすること」
自分でも出来そうもないこと言ってました(笑)でもこれらのことは基本的なことだと思いますね。
<覚悟>
大会前日、仙台入りして24時間営業のデュエルスペースがあるお店で最終調整をしてました。自分はリンのデッキのスリーブを交換したりデッキシートに記入をして、息子はその間ずっと一人回しをしてました。最後にひと勝負して(息子に勝たせて)終わりにしようと対戦しますが、負けようと思っても勝ってしまいました(笑)「もう一回やろ!」と最終的にはビンゴ大会が始まる時間まで付き合わせてしまった(反省)
そして、最後に1枚差し替えて「これでいいな?書いちゃうぞ」と息子に確認してシートに記入しました。息子もいろいろ迷いはあったと思いますが覚悟を決めてビンゴ大会に参加しました(笑)
<日の出>
朝方冷え込みが厳しく5時頃に目が覚めます。ふと「日の出を見に行こう!」と閃きます。七ヶ浜町に向かいます。5時58分ちょうど着いた頃に日の出のタイミングでした。息子は寝てましたがリンは起きて来たので一緒に見ました。朝日を浴びて運気を養って本番に備えました。
<予選大会>
使用デッキ タマタマ・マニューラ
【1回戦】 VS シビレック ○
事実上の決勝戦とか勝手に言ってましたが、外見だけで見れば凄い強そうな子でした。今日参加した中では一番オシャレな子だったと思います(私見)対戦の準備でケースからデッキを取り出すと透明スリーブ?そしてカットも独特な切り方でぎこちない?(疑いの目)「でもまだ分かんないよ(汗」対戦スタート。対戦はよく見てなかったので分かりませんがライコウ、レックと順調に倒していったみたいで勝ち。強さの程は分かりませんでした(^_^;)
【2回戦】 VS タネいっぱいデッキ ○
ノースリの子。対戦前の準備でデッキの一番上にくっきり折れ目の付いたカードが、しかもテープまで貼ってある、しかもEX!息子がジャッジを呼んで確認してもらい急遽スリーブに入れる作業がはじまる。普通に勝ったようです。
【3回戦】 VS シビレック ○
レッドとグリーンのスリーブ。小さい子でした。普通に勝てたようです。
【昼休憩?】 おにぎり1個食べれるくらいの時間しかなかった。あっという間に対戦卓へ。
【4回戦】 VS M2シンボラー ○
ピカチュウのスリーブ。相性的には良さそう。普通に勝ったようです。
【5回戦】 VS ビリゲノ ○
ベスト8、流石にこの辺になると強そうな子が揃ってました。対戦相手は女の子。
息子ヤミラミスタート。相手ビリジオンEXスタート。
相手ビリジオンにエネ貼ってターンエンド。息子タマタマ2枚トラッシュでベンチにニューラを置いてジャンクハントで展開できるいい出だし。相手次のターンベンチにゲノセクト、エネがなかったようでターンエンド。息子次のターントラッシュにはタマタマ4枚、マニューラに進化して技が打てる状態、手札にレベボ。レベボ使ってジラーチ→アララギと行くのかと思いきや、持って来たのがマニューラそしてもう一体進化させる。そしてジャンクハント。相手のターンビリジオンにエネ貼ってベンチのゲノセクトにエネ加速して終了。次のターンキャッチャー決まりゲノセクトを呼んでスケープゴートで気絶。その後はビリジオン2体倒して勝ち。後で何でレベボでジラーチを呼ばなかったのか聞くとアララギがサイドに2枚落ちてたらしい、なので使えなかったと。ちゃんと山札見て確認していました。
【6回戦】(準決勝) VS パルキア団 ○
相手カビゴンスタート。息子ヤミラミスタート。
この辺から怖くてあまり試合を見てられませんでした。相手がカビゴンスタートなので逃げれるのか心配でした。後から息子に聞いた話によればパルキアに直ぐエネは付いたようだけど火力が足りてなかった。そのうちにヤミラミで体制を作り、フウロ→回収サイクロンからカビゴンを倒しリズムを掴んだようです。ですが残りサイド1枚の時、相手にNを打たれポケモンがバトル場のマニューラのみになります。相手バトル場無傷のパルキア、息子の手札はエネ1枚。この時は後ろで見ていました。ドキドキしながら息子のトップドローを見ます。「ハイパーボール!!」(よっしゃー!!!!)この日一番緊張した場面です。その後はジラーチ持って来てアララギ。「スケープゴート180、気絶です!」
やりました!決勝進出!そして決勝大会出場権ゲット!!もうここまで勝ち進んでくれたことで満足してました。
【7回戦】(決勝戦) VS パルキア団 ○
携帯で撮影しようとしますが電池が切れるハプニング。車に充電しに戻ったりしてる内に対戦は終盤を迎えてました。
相手パルキアスタート。息子ヤミラミスタート。
先行相手アクロママシーンでパルキアにエネを付けたあとフウロでNを取って終了。
息子の番・・・ここで動画が終了。あとはあまりよく覚えてません。
相手のパルキアの火力が足りずヤミラミが生き残ったり、マニューラが生き残ったりする場面があったのでその分有利に戦えたようです。最後は相手の反撃が始まろうとしたところでキッチリ生け贄ポケモンを揃え「スケープゴート180、気絶です!」で勝利!まさかまさかの優勝です(^_^;)
このあと表彰式がありましたが自分は車で携帯の充電をしていて戻った頃には終わってました_| ̄|○
<最後に>
決勝戦での息子のプレイングを見て本当に上手になったなと感じました。息子も息子なりに考えてプレーしてるんですね。今大会の経験でまた一つ成長したように感じます。
1月25日(株)ポケモンから竜王戦の参加証が届きました。しかし届いたのは下の子の参加証のみ、長男はダメだったと諦めていました。2日後、妻から「何かポケモンから手紙きてるよ」と・・・普段妻の前では出さない声を出して喜んでしまった。
<デッキの選択>
候補として王道のシビレック、パルキア団、次に使いやすいカメケルとビリゲノ、ナナホシ杯で活躍したマフォエンブやフレフワン、そして難しそうなイベダークダスト、その他ランドダストM2やいろいろな形のプラズマ団がありましたが、作っては壊し作っては壊ししていたのでなかなか決めきれませんでした。
そんな時、大阪大会でタママニュが優勝します。正直驚きました。感動しました。今まで作ったことも使ったこともないデッキだったので。息子と話しました「自分の思い入れがあるデッキで勝てるっていいよなぁ。誰もタママニュが勝つなんて思ってもいなかっただろうな」と。息子が「タママニュ作ってみたい!」と言ってきました。タママニュと言ったらトラースさんと思いレシピを教えました。そして竜王戦バージョンに適当に改造して、今まで作ってきたデッキと対戦してみました。結果親父全敗。タママニュの強さを痛感します。そのあと参加した練習会でも息子が全勝して確信しました。
<練習会>
地元のジムバトルに参加しているみんなで集まって練習会をしました。1回目は息子のタママニュが全勝。2回目はマイコーさんのシビレックが全勝。マイコーさんのシビレックはよく見るシビレックのレシピとは一味違う構築でとても安定感があるように感じました。みんなもその構築を参考にしてました。自分も真似して作りました。
<スランプ>
マイコーさんに教えてもらったシビレックで息子と対戦してみると今度は息子が全然勝てなくなりました。その他にも研究しようと思って作ったイベダークやガブチルにも勝てなくなりました。負けてるせいかプレイングにもキレがありません。自分も不安になり息子のデッキを回して何が悪いのか考えました。
<アドバイス>
息子のデッキを回して、はじめはタママニュなんてタマタマ捨てて180連射して殴るだけの簡単なデッキだろうとたかをくくっていましたが、実際はもの凄いシビアで持ってくるポケモンやエネの枚数、展開のしかた、必要なアタッカーの数など、とにかくカードの枚数管理に気を付けないとちょっとした差で負けてしまう難しさがあることに気付きました。
息子にしたアドバイスです。
「先ずポケモン、サポ、グッズ、エネの枚数を全部覚えること、そしてトラッシュ、山札、サイドに何が何枚あるか確認すること」
「次に1ターン目にバトル場ヤミラミ、ベンチニューラになるよう始めの数ターンを何回も何回も一人回してパターンを掴むこと」
「最後に見えないカード(サイドと山札)に何があるかイメージすること」
自分でも出来そうもないこと言ってました(笑)でもこれらのことは基本的なことだと思いますね。
<覚悟>
大会前日、仙台入りして24時間営業のデュエルスペースがあるお店で最終調整をしてました。自分はリンのデッキのスリーブを交換したりデッキシートに記入をして、息子はその間ずっと一人回しをしてました。最後にひと勝負して(息子に勝たせて)終わりにしようと対戦しますが、負けようと思っても勝ってしまいました(笑)「もう一回やろ!」と最終的にはビンゴ大会が始まる時間まで付き合わせてしまった(反省)
そして、最後に1枚差し替えて「これでいいな?書いちゃうぞ」と息子に確認してシートに記入しました。息子もいろいろ迷いはあったと思いますが覚悟を決めてビンゴ大会に参加しました(笑)
<日の出>
朝方冷え込みが厳しく5時頃に目が覚めます。ふと「日の出を見に行こう!」と閃きます。七ヶ浜町に向かいます。5時58分ちょうど着いた頃に日の出のタイミングでした。息子は寝てましたがリンは起きて来たので一緒に見ました。朝日を浴びて運気を養って本番に備えました。
<予選大会>
使用デッキ タマタマ・マニューラ
【1回戦】 VS シビレック ○
事実上の決勝戦とか勝手に言ってましたが、外見だけで見れば凄い強そうな子でした。今日参加した中では一番オシャレな子だったと思います(私見)対戦の準備でケースからデッキを取り出すと透明スリーブ?そしてカットも独特な切り方でぎこちない?(疑いの目)「でもまだ分かんないよ(汗」対戦スタート。対戦はよく見てなかったので分かりませんがライコウ、レックと順調に倒していったみたいで勝ち。強さの程は分かりませんでした(^_^;)
【2回戦】 VS タネいっぱいデッキ ○
ノースリの子。対戦前の準備でデッキの一番上にくっきり折れ目の付いたカードが、しかもテープまで貼ってある、しかもEX!息子がジャッジを呼んで確認してもらい急遽スリーブに入れる作業がはじまる。普通に勝ったようです。
【3回戦】 VS シビレック ○
レッドとグリーンのスリーブ。小さい子でした。普通に勝てたようです。
【昼休憩?】 おにぎり1個食べれるくらいの時間しかなかった。あっという間に対戦卓へ。
【4回戦】 VS M2シンボラー ○
ピカチュウのスリーブ。相性的には良さそう。普通に勝ったようです。
【5回戦】 VS ビリゲノ ○
ベスト8、流石にこの辺になると強そうな子が揃ってました。対戦相手は女の子。
息子ヤミラミスタート。相手ビリジオンEXスタート。
相手ビリジオンにエネ貼ってターンエンド。息子タマタマ2枚トラッシュでベンチにニューラを置いてジャンクハントで展開できるいい出だし。相手次のターンベンチにゲノセクト、エネがなかったようでターンエンド。息子次のターントラッシュにはタマタマ4枚、マニューラに進化して技が打てる状態、手札にレベボ。レベボ使ってジラーチ→アララギと行くのかと思いきや、持って来たのがマニューラそしてもう一体進化させる。そしてジャンクハント。相手のターンビリジオンにエネ貼ってベンチのゲノセクトにエネ加速して終了。次のターンキャッチャー決まりゲノセクトを呼んでスケープゴートで気絶。その後はビリジオン2体倒して勝ち。後で何でレベボでジラーチを呼ばなかったのか聞くとアララギがサイドに2枚落ちてたらしい、なので使えなかったと。ちゃんと山札見て確認していました。
【6回戦】(準決勝) VS パルキア団 ○
相手カビゴンスタート。息子ヤミラミスタート。
この辺から怖くてあまり試合を見てられませんでした。相手がカビゴンスタートなので逃げれるのか心配でした。後から息子に聞いた話によればパルキアに直ぐエネは付いたようだけど火力が足りてなかった。そのうちにヤミラミで体制を作り、フウロ→回収サイクロンからカビゴンを倒しリズムを掴んだようです。ですが残りサイド1枚の時、相手にNを打たれポケモンがバトル場のマニューラのみになります。相手バトル場無傷のパルキア、息子の手札はエネ1枚。この時は後ろで見ていました。ドキドキしながら息子のトップドローを見ます。「ハイパーボール!!」(よっしゃー!!!!)この日一番緊張した場面です。その後はジラーチ持って来てアララギ。「スケープゴート180、気絶です!」
やりました!決勝進出!そして決勝大会出場権ゲット!!もうここまで勝ち進んでくれたことで満足してました。
【7回戦】(決勝戦) VS パルキア団 ○
携帯で撮影しようとしますが電池が切れるハプニング。車に充電しに戻ったりしてる内に対戦は終盤を迎えてました。
相手パルキアスタート。息子ヤミラミスタート。
先行相手アクロママシーンでパルキアにエネを付けたあとフウロでNを取って終了。
息子の番・・・ここで動画が終了。あとはあまりよく覚えてません。
相手のパルキアの火力が足りずヤミラミが生き残ったり、マニューラが生き残ったりする場面があったのでその分有利に戦えたようです。最後は相手の反撃が始まろうとしたところでキッチリ生け贄ポケモンを揃え「スケープゴート180、気絶です!」で勝利!まさかまさかの優勝です(^_^;)
このあと表彰式がありましたが自分は車で携帯の充電をしていて戻った頃には終わってました_| ̄|○
<最後に>
決勝戦での息子のプレイングを見て本当に上手になったなと感じました。息子も息子なりに考えてプレーしてるんですね。今大会の経験でまた一つ成長したように感じます。
コメント
やっぱり抽選で選ばれてる以上カードに慣れてない子も多いみたいですね
自分も見習ってプレイングを磨かなきゃ・・・
決勝では子どもたちも小声で「キター」と(笑)
でもそれまでの苦悩があったからこそだと思います。
うちの子どもたちもそこら辺学んでほしいな(^^;)
私のものはあまり万人向けの構築ではないと思いますので、竜王戦に向けたアレンジが
本番で功を奏したのではないでしょうか。
あとMさんのアドバイスが的確だったと思います。
他のデッキにも言えることとはいえ、タママニュだと特に枚数の管理は
非常に重要なポイントとなりますね。
疲れましたよ!
半分以上が慣れていない子だったと思います。
それでも運悪く強い子と当たってしまって負けた子もいます。
うちはその点では運に恵まれていましたね(^_^;)
今回は出来すぎでしたね。ほんと引きが強かった。
おぺらさんちのお子さんは面倒見がよくてホント助かりましたよ。
逆にそういったところをうちの子にも学ばせたいです(^_^;)
トラースさんありがとうございます。トラースさんのことをタママニュの先駆者と言っても過言ではないですよね?特にジラーチ採用の部分に関してはそうだったと思います。竜王戦が終わったら息子のレシピを載せたいと思いますのでよかったら感想をお聞かせください。